つくばエクスプレスの終点、つくば駅に超行列の長いラーメン屋さんがあると聞いて行ってきました。
事前の食べログチェックでも、4.06点という高得点をたたき出しているお店。
最近のつくばというと、いつの間にか駅前にいろいろなお店が出来て、かなりにぎわってきている印象だったのですが、ラーメン激戦区にもなっていたんですね。
少し調べただけでも、喜乃壺、はりけんラーメン、喜元門というおいしそうなラーメン屋さんがゴロゴロしています。
そして、今回はその中でも一番人気と言われる「煮干し中華そばイチカワ」に行ってきました。
あっさり系の煮干しラーメン最高峰とも言われるお味を堪能してきましたので紹介させて頂きます。
ギョウレツの洗礼
このお店は、おいしいと評判、駅から遠いことも有名、そしてめちゃくちゃ並ぶことでも有名なお店です。
特にこの日は連休の真っただ中でしたので、特に行列がすごかったように思います。
お店のひらく一時間前の10:30にお店の前に到着。
店の前を横切り、行列の後ろへ。
写真はトップに並んでいる人たちを撮ったものですが、まさかのイス座り。
一体何時間前からならんでいるのか。
そして、この時点でなんと私の前に60名ほど並んでいました。
一日80食限定ということで、すでにカウントダウンもはじまっています。
そうこうしているうちに私の後ろにもゾクゾクとひとがww
しばらくすると引き返す人が出てきて…。
時計を確認すると11時10分ごろです。
ついに行列に新しく並ぶ人がいなくなりました。
はい!今日は、今ならんでいる人でおしまい。
開店と同時に本日終了の看板が出るそうですが、あとから来た人は、きっとこれはおしまいだなと感じるんだろうな。
・・・。
内心、やばかったなーと思いつつ、こんなにまで並んでも食べたいラーメンとはどんなものか、胸がたかなります。
やっとお店の前までやってきました。
この時点ですでに12時50分。
あとすこしーというとこで、お店の中をのぞきつつ13時15分入店。
このあと店内でも待つのですが、ここまでくればあとは安心です。
このイチカワというラーメン屋はとにかく並びます。
開店前の行列にのりおくれるとその時点でアウト。
絶品煮干しそばを食べるなら、先ずはこの関門を突破です。
目の前にある誘惑
うーん、せっかく店内に入ったはいいがここでも並びます。
お店の中に入ると5席くらいある店内待ち席へすわります。
すわってるとね、誘惑がやってくるんです。
目の前にはおいしそうなラーメンの香りがプーンっとね。
でも、そんな誘惑に負けずにここではあるミッションを遂行しなければいけません。
それがお店のルールを確認することです。
・店内は撮影禁止。ただし自分が頼んだものは撮影可
・和え玉、ニボ茶飯は麺が半分くらいになったら注文
と、この2点をしっかり守ること。
これをやぶると追い出しもの…、までは行きませんがせっかくのラーメンを気持ちよくたべれないかもしれません。
13時30分、席が空き、厨房にいた若いお姉さんに注文します。
発来店となるこの日の注文は、
・煮干しそばの醤油750円
・黒ばら海苔100円
・出汁打ち込み式味玉子100円
です。
イチカワの煮干しそば
待つこと少しの間、この時間はあっという間でした。
目の前にお待ちかねの煮干しそばが登場。
並んでいる間になんども写真で見たラーメンにやっと会えました。
見た目だけでも、おいしそうなオーラを醸し出しています。
もちろん、この時点で鼻にとおる煮干しの香りもすごいのですが、一番は口の中でひろがる香り。
具は、レアチャーシューに青ネギ、たまねぎ、そして海苔にトッピングの味玉になってます。
さっそく、スープを一口。
プーンというなんともいい香りが口の中を通って鼻から抜けていきます。
なかなかうまい表現がみつかりませんが、めちゃめちゃうまいです。
そして麺。
この麺は、菅野製麺所から取り寄せているようで、低加水の細ストレート麺です。
歯ごたえは、しっかりしている麺と言えばいいのでしょうか。
豚骨ラーメンのバリカタをちょっと太くしたようなそんな感じ。
個人的にこの麺がドンピシャです。
(ちなみに130gだと書いてありました)
中には、硬すぎるという人もいるので、好みに合うかは食べてみないと分からないかな。
でも、スープとの相性は抜群で、スープのうまみだけをうまく吸い込んでくれる感じがします。
レアチャーシューも、
存在感抜群の噛みごたえに、程よくやわらかくておいしい。
とっておきの出汁打ち込み式味玉は、
一見ふつうの卵ですが、
割ってみると、プチュッと何かがはじけるように出汁が出てきます。
これは衝撃です。
そして、黄身もめちゃくちゃちょうどいい半熟加減。
トッピングはここまではいいじゃんという感じですが、黒ばら海苔は正直いらなかったかも。
通常でもはいっている海苔ですが、ちょっと磯の香りが強すぎて、せっかくのスープの味をぼやかしている感がハンパありません。
わざわざトッピングで付けなくてもいいし、通常の状態でもなしにしたいくらい。
あとはお好みの問題かな。
では、そろそろ半分くらい食べ進んだので、和え麺いってみよう。
和え麺
読み方が分からなかったので、とりあえず「アエメン」と言っておきました。
ま、通じればとりあえず良し。
ということで、煮干しそばの食べ終わりと同時に和え麺が登場。
スープのはいったラーメンとはうって変わって、油そばのような一品です。
でも正直これだけ頼んでもいいと思うくらいうまい。
まず、煮干しそばと同じ固めの麺に、めちゃくちゃ美味しいたれと油がからみ、その上に魚粉とお肉、そして葱が乗っかっています。
それをとりあえず、グルグルかき混ぜて一口。
何ともいえない、油のあまい風味とちょっと醤油っぽい味のたれこれが絶品。
途中は、煮干しそばのスープにつけて、つけ麺として食べたり、卓上の煮干し酢というのをかけて、さらにまろやかな味に調えたところでグビッと行けてしまいます。
そのまま食べても良し、いろいろとアレンジしても良しの注文必須の一品。
煮干しそば的のまとめ
ラーメンを二杯食べて、あの長い行列を並んだだけのことはあったのかなーと食べ終わって思いました。
正直、あれだけ並んでしょうもないのが出てきたらどうしようかと思いましたが、絶品の煮干しそば、そして和え麺に満足。
あとは、気になる裏メニューとなってしまった濃厚の方、「あれ」ですよね。
これにも挑戦してみたいです。
普通の煮干しそばはどちらかというと、方南町の「蘭鋳」に近くて、あれの方は蒲田の「宮元」か中野の「五丁目煮干し」に近いんじゃないかなーと勝手に想像しています。
もちろん、実際には違うと思いますが、あくまでも比較として…。
行き方はこちらの記事にて⇒【要確認】「つくばの人気店「煮干中華ソバ イチカワ」への行き方!」