斎藤一人「運のいい人、悪い人の話し方」の感想、レビュー

大好きな斎藤一人さん、ずーと前から読んでいます。

「百戦百勝」「強運」「眼力」などなど。

そして今回、そのお弟子さんの書いた書籍である「運のいい人、悪い人の話し方」を読ませて頂きました。

誰でも出来る。意識するだけで人生が変わる話し方

多くの人は話すことができ、そして話すことで自分以外の方とコミュニケーションをとる事が多いと思います。そうやって話すことで相手に影響を与え、そして自分自身にも影響を与えます。

いい言葉を使うと幸せになる

言ってみれば、この本を読んで実行すれば幸せになれます。

勝手にこの本の見どころ

たった一回しか読んでいない私が勝手に見どころをつけさせていただきました。

①なぜ話すことが人生に影響するのかが分かる

②苦手な人ともうまく付き合えるコツがつかめる

③夫婦円満の秘訣が発見できる

④マンガが入っているので、文字が苦手な人でも楽しんで読める

なぜ話す言葉を変えるだけで幸せになるのか

それは日本古来の言霊の力の考え方になるのですが、自分の話す言葉で一番影響を受けるのは自分だからです。目の前の人に、いいことを言っても悪いことを言ってもその言葉を一番近くで聞いているのは自分です。

例えば、目の前にいる人が「あなたのおかげで助かりました。ありがとう」と言ってきたとしましょう。するとなんだかいい気分になりませんか?

一方で、「あなたのせいで私が不幸になった」と言われたら気分はよくないと思います。

それと一緒で、自分が言った言葉も自分自身に大きく影響してきます。それなら…いい言葉を使った方がいい気分になりそうな気がします。

心になくても言っているうちに気持ちが良くなってくる

楽しい楽しくない。それって、自分の気持ち次第です。何か物事が起こった際にその受け取り方で楽しかったり、楽しくなかったりします。なら受け取り方を自分で決めてしまいましょう。その時に言葉の力を借ります。

「楽しい」「面白い」

こういう言葉を使っていると勝手に物事の受け取り方がそのようになってきます。どうせ出来事が同じならいい方にとらえた方が人生楽しくなります。

一人さんが作った「仁義」

最後ですが、この本で最大の見どころ、仁義です。巻末で登場するこの文章はきっとあなたの心に響くと思います。

「終わりに大切なあなたへのプレゼント。」

ー仁義ー

たった一度の人生を
世間の顔色をうかがって
やりたいこともやらないで
死んでいく身の口惜しさ
どうせもらった命なら
ひと花咲かせて散っていく
桜の花のいさぎよさ
一度散っても翌年に
見事に咲いて満開の
花の命の素晴らしさ
ひと花どころか百花も
咲いて咲いて咲きまくる
上で見ている神さまよ
私のみごとな生きざまを
すみからすみまでごらんあれ
以上

出典:枡岡はなえ著「運のいい人、悪い人の話し方」

この言葉でどれだけ勇気をもらったか。ありがたい言葉です。話す言葉ではなくても、書く言葉も非常に大事なものなんだと感じます。

まとめ

何かがあった時にまた読み返したいそんな本です。たった122ページほどの書籍の中にいっぱいのありがとうが詰まっています。行き詰った時、何かを始める時、そしてちょっと調子が悪いとき、たった30分でいいと思います。パラパラ―と本書を手に取って心の休憩の時間を取りたいと思います。

斎藤一人さんからお弟子さんへ、そして本を手に取る皆さんへ。素晴らしい言葉の河が流れているのを感じました。

 

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