TRYラーメン大賞2014-2015で新人大賞部門 総合1位をとったお店が仙川にある。
そんな情報を目にして、さっそく行ってきました。
中華そば しば田
もともとは吉祥寺にあった「音麺酒家 楽々」の従業員の方ということで、オープン当初からかなり話題になったお店です。
特徴は、鴨ガラをふんだんに使った醤油ラーメン。
この味を求め、連日大勢の方が列をなしています。
今回、僕がいただいたのは、話題の醤油と最近はまっている煮干しラーメン、そして炊き込みご飯です。
開店前に30分前にも行列
やはりそんなに甘くはありません。
お昼の時間はスタートが遅れたため、夜の部を狙って家を飛びだします。
仙川から徒歩12分ほどあるき、お店の前についた時はオープン30分前、かなり早い時間ですし、そこまで人はいないだろうなーと思っていたのですが、先着が10名ほどいらっしゃいました。
ま、そんなものですよね。
お店の前は道路になっていて、歩道がとても狭く、目の前をバスが通るとかなり危ないです。
お客さんの中にはお子様ずれも多く、心配した親御さんの注意の声がかなり響いていました。
もしお手洗いに行きたくなったら、お店の中のお手洗いをお使いください。
そうこうしているうちに前に並んでいた8名が入店し、お店の扉の前までやってきました。
このあたりになるとメニューの確認が出来ます。
ちょっとメニューに近づき、パシャッと。
中華そば、煮干しそば、そして炊き込みご飯オンリーというシンプルなメニュー。
過去には、つけ麺もあったそうなのですが、この時はやっていませんでした。
ちょっとつけ麺ブーム気味だったので、すこし残念ですが、選択肢が減ったのはありがたい。
目の前ののれんをくぐり店内に入ります。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]L字カウンター8席の小さい店内にお客さん8人とお店の方が2人。
この空間きらいじゃないです。
鴨ガラを使った中華そば
さっそく食券を購入して、席に着きます。
この時、私が購入した食券は、もちろん中華そばと煮干しそば、そして炊き込みご飯です。
僕は初めてだったのですが、お店の方は2杯頼む方がいるというのに慣れているらしく、食券を渡した時にどちらからにしますか?と自然な流れで聞かれました。
「おすすめは?」
「中華そばからのお客様が多いです。」
「じゃあ、中華そばからお願いします。」
ということで、順番もすんなり決定。
一番奥の席に進みラーメンが出来上がるのを待ちます。
セルフのお水を補給しつつまつこと、5分くらい。
やっとこさ、一杯目の中華そばがやってきました。
スマホ画面でよく見たヴィジュアル。
これぞ、醤油スープという色のスープにピンク色のチャーシューが3枚、かいわれ大根に刻みネギがトッピングされています。
辺りに漂う醤油の香りだけでも美味しい!というのを感じていましたが、この見た目でもさらに確証が強まりました。
このトッピングのシンプルさも、おいしさのあらわれか。
ピンク色のチャーシューがどんどんとローストビーフに見えてくる~ww
一口食べればわかるそのおいしさ。
むかしの醤油ラーメンってこういうのなんだろうなーという素朴さと、鴨ガラの風味が口の中でコラボして、新しい味が出来上がります。
鴨ガラの特徴なのか、そのほかの魚介系の風味のおかげなのか、カエシに使っている醤油のガツンとくる風味をまろやかに優しくつつみ、口の中でうまく旨みだけを残して消え去ってくれる感覚になります。
正直なところ、ただの醤油はそこまで好きではないのですが、しば田の中華そばはまた並んでもいいと思うくらい美味しいです。
そして、この中華そばの味を際立たせるのはスープだけにあらず、細麺の芯のしっかりした麺も高評価の秘訣です。
麺は三河屋製麺の全粒粉の細ストレート麺で、懐かしくも思い出の味、まめさんの塩ラーメンと同じ雰囲気がしておいしいです。
トッピングのカイワレ大根、刻みネギはいたって特徴はありませんが、ひときわ目立つチャーシューがかぶりつきたくなるくらい美味しいです。
これは煮干しそばも期待がもてます。
優しい味の煮干しそば
僕のペースを読んでか、ちょうど中華そばが終ったタイミングで煮干しそばを提供してくれました。
この辺はさすがプロと言わざる負えません。
そんな絶妙なタイミングで提供された煮干しそばがこちら。
トッピングは中華そばと一緒。
スープの色が全然違います。
色が煮干しっぽくなってる~ww
最近、濃厚な煮干しばかり食べていたので、そういえば煮干しってこうだったよなと懐かしく思います。
そうそう、いまはのっていませんが、味玉もセットしました。
半熟という言葉はどこにもありませんでしたが、少しばかり、半熟ではないことにガッカリしつつ、それでも味はしっかり楽しみます。
全体的な味はというと、ちょうどいい煮干し感という言葉がぴったりで、程よいニボ感が味わえるスープになっています。
麺は中華そばと同じ麺を使っていますので、やはりおいしい。
方南町の蘭鋳、つくばのイチカワともまた違う、優しめの煮干しの味がするラーメンです。
もちろん、濃厚系の煮干しラーメンである中野の五丁目煮干しや蒲田の宮元とも違います。
ほっこり炊き込みご飯
忘れてはならない唯一のサイドメニュー、炊き込みご飯です。
シイタケと、豚肉がごろりと入ったお醤油の風味満点のお味です。
色は濃い目ですが、優しい味付けで中華そばの鴨ガラスープと一緒に口に含むと絶品です。
お値段が100円ですので、麺といっしょに頼むのにピッタリです。
今回のまとめ
初の2杯いっき食いに挑戦しました。
前々から評判がたかくいつかは行きたいと思っていたお店で、しかも実際に食べて味も抜群とあって、問題なく食べきることが出来ました。
初めて行かれる方は、中華そばにするか、煮干しそばにするか迷われると思います。
そのときは、やはり中華そばを選ぶのをお勧めします。
僕は二つとも食べた今、もう一回食べるとしたら、断然、中華そばを選びます。
だってここでしか食べれない味だからです。
おしまい。
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お店情報
店名:しば田 (ラーメン / 仙川駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
住所:東京都調布市若葉町2-25-20
営業時間:11:00-14:30、17:30-20:30※材料切れ次第終了
お休み:土日
HP:https://twitter.com/takashi5746