やりたいことを全部実現したい
この気持ちって誰もがもっているのではないでしょうか。はたまた持っていたのでは。。
ただ、子供の頃にやりたいことが沢山あったけど、大人になってからやりたいことがなくなってしまった。
どうせできない。
やる方法がわからない。
いろいろな理由で諦めてしまったことも。
この本は、そんなやりたいこと、または夢をかなえる心の習慣について書いてある本です。
著者のゆうき ゆうさん
私はこの方のマンガを知人に紹介頂いて、この本に辿りついたのですが、「ゆうき ゆう」さんは精神科医として働きながら書籍も書いているまさに異色の方です。
でも、プロの視点からの話を読むことが出来るので、読者としては非常にありがたい存在。
この「やりたいことをぜんぶ実現する方法」の他に「マンガで分かる心療内科」の本などが有名です。
最近は「モテるマンガ」というのもテレビ放映が決まったりと話題を呼んでいます。
どうやってやりたいことを実現するのか
この本を読んで見つけた、やりたいことを実現するための10のポイント
ポイント①「とにかくやりつづける」
初めからうまく行くと考えずにとにかく継続する。やり続けないと分からないこともある。
ポイント②「まずは初めの一歩から」
何をするのか、思い立ったらまずはやってみる。そこから見えてくることがある。
ポイント③「何をしても時間は進んでいく」
ダラダラと過ごしても時間は進む。それならその時間を有効に使った方がいい。
ポイント④「新しいことに手を付けて楽しいのは最初だけ」
ハネムーン効果と言って何か新しいことを始めると初めは楽しいが、のちのち楽しさが薄れる。いま現状から逃げても同じことを繰り返すだけ。それよりもどうすれば良くなるかを考える。
ポイント⑤「起きたことに対してどう感じるかは自分次第」
悪いことが起きた時に起きたことに悲観的になるのではなく、また起きないようにするには、もっと良くするためにはを考えた方がいい。
ポイント⑥「自分の欲望は人のためになる」
やりたいことをすると人に迷惑をかけるのではないかと考えるよりも、そのやりたいことでどう人の為になるかを考える。
ポイント⑦「まずは5%から」
何かを変える時はいっきに変えるのではなく、5%ずつ変えていく。少しずつがやがておおきな変化へと変わる。
ポイント⑧「時間があるから出来るわけではない」
時間を理由にせず、時間をうまく有効活用してものごとを行う。時間が出来たからといっても結局やらない人も多い。
ポイント⑨「完璧を目指すよりもまずは進むこと」
完璧を目指すのは愚かな行為。まずは何かをやり遂げることが大事。
ポイント⑩「小さな幸せを感じること」
朝起きたことでもいい、仕事があることでもいい。自分は幸せだと感じることが大事。
などなど。
本の中では、27の習慣ということで大きく27項目について書かれています。
総括
生きている限り気持ちの浮き沈みは誰にでもあります。そういう時に気持ちを持ち上げるきっかけとして「やりたいことをぜんぶ実現する方法」はピッタリだと思います。
私も仕事に疲れたり、休みがない等すこし気持ちが落ちてしまっているときは10分でもいいので本書を読んでいます。すると、すこし気持ちが軽くなったり、あえて休憩が取れるようになったり、ほんとに5%のことなのかもしれませんが、意識的に変化することが出来ます。
いますぐに効果がでないかもしれません。でも、継続することできっと成果となってあらわれる予感がします。