秋田名物の横手焼きそばを作ってみました。たまたま家に元があったのでそれを使っての料理です。
材料はこちら。
・横手焼きそばの元(麺、ソース)
・卵
・キャベツ
・豚肉
・水
作り方はこんな感じ。
キャベツと豚肉を炒めて、そこに麺を入れます。その後、お水を少し入れて、水気がなくなってきたらソースを適量入れて、最後の炒めをして終了です。簡単♪
お味は、ちょっと酸味のあるソースで、さっぱりしています。途中、上にのっている目玉焼きをつぶして食べましたが、味がまろやかになってさらに美味しくなりました。
そもそも横手焼きそばとは。。なんぞやという方へ。
横手焼きそばの特徴
麺が太麺でストレート、そしてなんと麺が茹でてあります。これによりみずみずしくもっちりした歯ごたえになります。
さらに、ソースが汁っぽくて醤油みたいな感じ。目玉焼きが乗っている、付け合わせは福神漬けです。
横手焼きそばの誕生
横手焼きそばは、昭和28年にお好みやを営んでいた大阪出身の男性の手によって作られました。初めはお好み焼きのテッパンを使ってなにか新しい料理が出来ないかということで、麺職人と話合い、その結果あの麺が生れたそうです。
その後、三か月かけてソースが出来上がり、そのソースと麺を組み合わせることで横手焼きそばが完成しました。
横手焼きそばの反映
横手焼きそばは、横手市内の各町内には一店舗はあろうかというくらい人気となり、デパートのオープンの際にお店を出しては1日に1200杯は売れていました。その人気の秘密は味、お手軽さのほかに昭和40年代の頃の値段で20円という破格の安さにありました。
横手焼きそばの復活
昭和40年代には、爆発的人気となった横手やきそばだが、徐々に蒸し麺をつかった焼きそばが大手チェーン店によって、全国的な広まりを見せ、衰退していきます。しかしながら、この食文化は根強く残っていくこととなります。
そして、2000年になり、市役所のホームページに横手焼きそばを掲載したところ、反響を呼び再び横手焼きそばの人気が復活しました。今では全国から横手焼きそばを求めて、訪れる方も少なくはありません。
横手焼きそばの美味しい食べ方
上にのっけた目玉焼きに軽くソースをかけて、崩しながら食べるとおいしいです。また福神漬けがアクセントになります。