お店を見つけるとふと足を止めたくなる、たい焼き屋さん。
麻布十番の駅前を歩いていると、とっても歴史の感じるお店を見つけました。
それが、明治四十二年から続いている「浪花家総本店」さんです。
昔からの製法を守り続け、今でも天然ものといわれる、一つの型で一つづつ焼く方法で出来立てのたい焼きを提供しています。
行列はなくても油断は禁物
いままで人気のたい焼き屋さんということで人形町の「柳屋」さんに行ったこともあり、行列は覚悟していったのですが、なんとお店の前に待ち人はなし。。。
これは、並ばずに買えるのか?と思ったのですが、そこまで甘いはずもなく、皆さん予約してそのままどこかに行かれているそうです。
平日のお昼12時頃に伺ったときは、なんと1時間30分待ち。。
これは買えないな、ということで帰り際に取りに来れるように夕方の予約をしました。
店内では職人さんが休む暇もないほど、たい焼きを焼き上げており、それでも1時間30分待ち。
すごい人気です。
せっかくお店を見つけたのだからと、お店の周りをフラフラと。
すると2階にナニワヤ カフェがあったり、たい焼き以外にも最中、アズウィッチというあんこを使ったお菓子があったりと、たい焼き以外にも気になるものがいっぱい。
これはまた来るしかありませんね。
浪花家総本店のたい焼き
夕方になりお店に伺うと仕事帰りや夕飯の準備にやってきた主婦や子供たちがお店の前に集まっていました。
今ならすんなり購入できるのかな?と思いつつ、予約しておいたたい焼きをゲットです。
(ちなみにこの時間もお店の方は忙しそうでした)
合計で2匹購入し、一つを出来立てを食べて写真のものは家に持って帰ってから撮ったものです。
そのため、少しふにゃっとしています。。。
出来立てのたい焼きは皮がサクサクしていて、中のあんこのやわらかさとのギャップが半端ないです。
皮の中側も少しやわく、それがいい緩衝材となり、あんこをすんなり受け入れることができます。
味のほうは、皮のシンプル、餡は甘さ控えめで小豆自体の味が楽しめる安心できるお味でした。
もちろん、餡はしっぽの先のほうまでたっぷり入っており、どちらの端から食べても大丈夫。
写真の状態になってしまっても、オーブンで少し温めると出来立ての雰囲気も楽しめますよ。