名前は知っていても普段そんなに食べるのことのないポルトガル料理。
エッグタルトがポルトガル料理だってこと知っていましたか?
あんまりお目にかかれない本場のポルトガルのスイーツが食べれるお店、ナタ・デ・クリスチアノに行ってきました。
定期的にポルトガルに通い、その味を再現したお菓子はいったいどのような味がするのでしょうか。
いざポルトガルの味へ!
代々木公園から徒歩3分にあるポルトガル
ナタ・デ・クリスチアノは代々木公園からすぐ、渋谷駅から15分ほどの場所にあります。
はじめ迷うかもと思っていたのですが、すごい分かりやすい場所にありますので安心。
あと、お昼時などは行列が出来ていたりして、少し並ぶかもです。
おすすめの時間は朝早くか、夕方ごろがいいかもしれません。
たえず焼いてくれていますので、朝早くいけば全部あるということでもなさそうで、午後に焼きあがるものなどもありました。
お店には10種類近くのメニューがあり、はいってすぐの壁にたくさん貼ってあります。
店内は2畳あるかないかくらい狭く、そこに小さな窓があり、そこから注文します。
中から店員さんがちょこっと顔を出してくれたりで、ちょっとした隠れ家みたいです。
これがポルトガルのスイーツだ!
さて、気になるものをいくつかピックアップして購入してきました。
名前だけ聞いてもぜんぜんわからないものばかりで、モノを見て、あれか!とか思えればそれで満足です。
パステル・デ・ナタ(玉子タルト)
エッグタルトじゃーん、と思った方もおおいと思います。
ポルトガルのエッグタルトです。
もともとは修道院で卵の黄身を消費するために作られたものが、話題になり、そして日本までやってきました。
一昔前にはやったエッグタルトは、マカオから来たものだそうで、ポルトガルのものとは少し違うそうです。
ポルトガルとマカオのエッグタルトの違い、それはパイ生地に隠された塩加減。
この塩気があるだけで、ぎゅっと全体の味がしまるのを感じます。
そして、このナタ・デ・クリスチアノのエッグタルトは、素材にこだわり、調理法にもこだわりました。
口に入れた瞬間に、クロワッサンにして食べたらおいしいだろうなーと思うパイ生地、そして、甘さ控えめでまろやかな優しい味のするクリームが口の中に溶けていきます。
塩の味のおかげで以外にも後味スッキリ♪
味はバッチリなのですが、一個が55gととても小さいので、唯一大きさだけがすこし物足りないかな。
ケイジャーダ・デ・シントラ(チーズとシナモンのタルト)
とても不思議ないままで食べたことのないお菓子です。
食べてみないと味がぜんぜん想像できません。
修道院でもともと作られていたチーズを使ったお菓子のようです。
白いのが牛乳を使ったチーズ、そしてシナモン風味の生地がたっぷり。
一口食べるとシナモンの香りがどばーっと口の中にながれこんできて、大きさは小さいけど、存在感が抜群。
一緒に食べるとチーズの味があんまり入ってきませんでしたが、チーズだけ食べたらあっさりなチーズの味がしました。
大きさは小さい…でもそれはしょうがないです。
エンバーダ・デ・フランゴ(チキンパイ)
童話の中でよく登場する夢にまで見たチキンパイ。
はじめてチキンパイを口にする時がやってきました。
過去にも食べたことはあるかもしれませんが、こんなしっかりしたものは初めてです。
半分に割ると、中にはパイ生地とチキンのみ。
その他に余計なものが全く入っていません。
パイ生地が美味しいのは、エッグタルトと同じですが、なんと味付けが塩、こしょう、ナツメグだけというのが意外。
鶏肉を時間をかけてしっかり火を通すことで旨みを閉じ込め、その閉じ込められた味が爆発します。
これなら作れそうと思ってしまうのですが、きっと同じ味は出来ないだろうなー
パポシュ・デ・アンジョ(天使ののどぼとけ)
買った時、よくわからないけど面白そうなお菓子だなーとおもったのが、食べてからもよくわからないお菓子。
一緒にオレンジジュースが付いていたりと、柑橘系のお菓子??という雰囲気をかもしだしています。
中にはどうやら、オリジナルのソースがはいっているみたいです。
天使ののどぼとけというネーミングも気になりますね。
手に持った瞬間、すぐにしぼんでしまうんではないかと思うくらい柔らかいです。
オレンジ―ジュースに付けていただきます。
大きさも小さく、生地が溶ける系ということもあり、圧倒間に口の中からなくなってしまいました。
食べた後も、どんなお菓子だったのかよくわからず。
クララ(マフィン)
クララという可愛らしい名前のお菓子です。
こちらも大きさが小さく、あっという間になくなってしまうんじゃないかと心配。
中は何にも入っていないシンプルなマフィンです。
ほんのりとレモンの香りがする、すこし固めでパサパサな食感。
もしかしたら、パポシュ・デ・アンジョと一緒にもらったオレンジジュースに浸して食べると美味しさがアップするかもしれません。
ポアン(白パン)
とても不格好な白パンです。
本日のパンということで、日替わりに売られているパンなのかな。
切るのもすこし大変なくらい中身が詰まっていて固いです。
見た目通り、シンプルなパンですが、噛めばかむほど味が増してきて、以外にもモチモチした食感に気が付きます。
そのまま食べても良し、冷凍も行ける何にでも使えます。
個人的には、チーズと一緒に食べたりすると格段に美味しくなると思います。
パン・デ・ロー(カステラ)
ポルトガルのお菓子の中で一番有名?なカステラです。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]保存方法から食べ方までしっかり書いています
シュワシュワ―という音とともに外についた紙をはがし、そして半分にパカッと割ります。
中まで真っ黄色。
外の焼き色と中心部の焼き色がたまりません。
半熟?ではなさそうですが、シュワシュワなシフォンケーキのような食感と、卵たっぷりの優しい味がとても美味しかったです。
半熟カステラだ!と思っていた分、すこし残念感はありましたが、味は良し。
本日のまとめ
日本から一瞬でポルトガルにいって、戻ってきたそんな気分です。
おそらくポルトガルに行った時も同じようなものを食べるんだろうなーと想像しながら食べました。
私の特におすすめのものは、
パステル・デ・ナタ(玉子タルト)
エンバーダ・デ・フランゴ(チキンパイ)
かなと思います。
とにかくパイ生地が絶品♪
お菓子の入っている包みも何気におしゃれ。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]こういう細かいところに気を使っているお店は、また通いたくなりますね。
近くにいったらまたあのエッグタルトの味を思い出しそうです。
東京からすぐのポルトガルより。
おしまい。
お店情報
店名:ナタ・デ・クリスチアノ (洋菓子(その他) / 代々木公園駅、代々木八幡駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-14-16-スタンフォードコート103
営業時間:10:00~19:30
お休み:無休※年始はお休み