2016年も終わりが近づいてきました。
今年も煮干しラーメンは不動の人気でしたが、その中でも有名な中華そば屋 伊藤へやっとこさ行ってきました。
場所は巣鴨に近い、王子神谷駅。
ここから少し歩くとお店のある商店街に到着します。
シンプルな煮干しそば
中華そば伊藤を一言で表すと、シンプル。
お店もシンプルでどこかの集会場のような作りになっており、ガラガラ~と扉を横に開けて入ります。
この日は平日のお昼でしたが、開店時間には私のほかにお客さんは一人。
ほんとにここがそんなに人気のお店なの?とすこし心配になってきます。
お店の中に入るとテーブル席とカウンター席、そしてお店の方が一人ポツンといるのみ。
そしてカウンターの上もすっきりな感じ。
調理する場所は入り口部分が少し見れるくらい、寸胴鍋の姿を確認することは出来ませんでした。
ちらちらと店内を見ると、
いろいろな張り紙があり、
「自家製麺」
「当店は化学調味料を一切使用しておりません」
ということが書かれています。
思っていたよりも、シンプルなラーメンがきそうだな…とガツン系を期待していた心を入れ替えて、さっそく肉そばを注文です。
がが・・・が
今回写真が撮れていない!!!
ということで、すみません。
撮れたところのみの写真になります。
肉そば
具がチャーシューと長ネギだけというシンプルさ。
写真では見ていましたが、実際に目の前に出されるとびっくりです。
このチャーシューが美味しいのかな?
と思ってパクリ。
じわーっと肉汁が出てきて、肉の味が口いっぱいに広がる…
でも、そこまで絶賛するほどのおいしさではない。
ただ、そこまで主張のないチャーシューです。
じゃあ、麺が飛び切り美味しいのか?
ここの麺は中太のストレート麺。
この麺がとても食べやすく、煮干しスープをしっかりと口の中まで運んでくれます。
ぷーん
という煮干しの香りともに、麺の歯ごたえを楽しむ。
これだ!!
とこのお店の人気がわかりました。
一つ一つが突出しているわけではなく、全体のバランスがいい。
特に煮干しのスープはさらりとした舌触りにもかかわらず煮干しのニボ感がたっぷり。
ドロドロのスープだと飲むをためらってしまいますが、これならだしの効いたスープということで全部飲んでしまいそうです。
スープに麺、そしてチャーシュー、これらのバランス良さ、中華そば屋 伊藤はきっとこれで人気があるんだなー
と、ふと気づいた。
商店街にポツンとあるお店。
それがこんなにも洗練された味を提供してくれるなんて…うれしい発見です。