「中野のラーメンめぐり!」ということでラーメン屋さんをまわっていましたが、東中野にも気になるお店があります。
そのお店がミシュラン2015でビブグルマンを獲得した「好日」です。
ミシュラン本に登場したことで一気に自分の中で気になるお店になりました。
地元の方に愛されるどこかホッとするお店、そんな「好日」を紹介させていただきます。
気になる外観
中央線の東中野駅から徒歩2分ほど、道路を渡って少し行くとあります。
お昼時はいつも混んでいて、さすがにミシュラン!!と思っていたのですが、夜は比較的空いているみたいです。
お店の前に行くと好日という文字と、大衆食堂みたいにメニューがガラスに張ってあります。
どこから見てもミシュランに選ばれるようなおしゃれ店ではありません。
もしかしたら、お店に入ったらすごいおしゃれな感じになっているのでしょうか。
すこしドキドキしながら店内に入ります。
店内の様子
扉は横にスライドする形になっています。
店内に入ると外から想像したまんまの喫茶店のような店内が登場します。
ラーメン屋さんとしてもちょっと不思議な店内です。
やっぱり大衆食堂奈雰囲気です。
真ん中に8人くらい座れる丸テーブル、奥には4がけのテーブルが3つあります。
卓上には醤油、お酢、ラー油とレンゲ、箸、そしてお水とメニューがあります。
この辺はいたって普通のラーメン屋さんです。
好日(こうじつ)のメニュー
ではでは、ラーメンをたのみましょうかね。
ということでメニュ―を見ると食材へのこだわりが書いてあります。
自然のものをつかって体にやさしいラーメンを出してくれるお店のようです。
お品書きです。
ラーメンとつけ麺が基本メニューで、そこに煮玉子、ちゃーしゅーをトッピングしたものがあります。
メンマ、もやし、キムチは小鉢でのご提供もあって、ちょうど同じ時間にいた男の子が嬉しそうに頼んでいました。
子供のころって、こういったおまけがあると嬉しいですよね。
煮玉子ちゃーしゅーめんを注文
すこーしだけ悩んで、お店のトッピングが全部入った煮玉子ちゃーしゅーめんを注文しました。
らーめんとつけ麺の違いですが、麺とスープは一緒、たれがそれぞれで違うみたいです。
大好きなつけ麺もいいかなと思いましたが、はじめは無難に看板メニューから頂きます。
まるで大勝軒を思わせる盛りつけにスープの色。
ちゃーしゅーめんということで大きめのチャーシューが4枚、煮玉子、長ネギ、メンマがのっています。
ではさっそく感想を、まずなんといっても麺がめちゃくちゃ美味しいです。
ちょっと太めの麺で手打ち麺を提供する中野のさいころを思わせる食感とお味。
じつは作ってもらっているんです。と言われてもおかしくありません。それくらい似ているし美味しい。
そして、スープ。
これまたスッキリとしているだけでなくしっかりと旨みがあります。
シイタケや鶏などを丁寧に煮込んで作られたスープは、濃厚スープ好きな私でもこれはミシュランに載るわーと納得のお味でした。
つづいて、ちゃーしゅーです。
チャーシューは見た目通りしっかり火が通っており、余分な脂は落とされている昔ながらの一品です。
実家にいた頃に親に作ってもらったような、そんななつかしい味でした。
じゃじゃん。煮玉子です。
真ん中の方は半熟になっていて、白身の周りがすこし色づいています。
そこまで他のお店と違いはありませんが、少しまるめのしょっぱさが印象的です。
味の主張も強くなく、スープととても良く合います。
好日のまとめ
「ミシュランに載った。」この事実だけで言えばそれまでですが、バランスがピカイチな一杯です。
ただ美味しいだけでなく、お店の方の優しさがにじみ出ている、そんな家庭的なお味のするラーメンでした。
お近くに来た際はぜひ!!
おしまい。
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